ずっとnotionに学びメモをしていたのですが、遂に無料版のワークスペースをすべて使い切ってしまいまったので、どうせなら自分用メモだけではなく、誰かの学びになれば!ということで、こちらに共有します!
「電話ボタンを何人がクリックしたのか知りたい」「LINEボタンの効果を測りたい」など、Webサイトのボタンの効果を可視化したい場面はよくありますよね。
そこで活躍するのが Google Analyticsのイベント計測!
この記事では、Googleタグマネージャー(GTM)を使ってクリックイベントを計測する方法をご紹介します。
Google Tag Manager(GTM)の設定方法
まずはGoogle Tag Managerでアカウントを作成しましょう!
STPE1:アカウント設定
以下のように設定したら、作成をクリック

コードが表示されるので、書いてある通りHTMLに設置しましょう!

STEP2:トリガー作成
次に「どのボタンがクリックされたか」を検知するトリガーを設定します。
★例:メール問い合わせボタン(mailtoリンク)のクリックを計測する場合

- 左メニューから「トリガー」を選択
- 「新規」をクリック
- トリガー名を設定(例)mail_click
- トリガーのタイプ → 「クリック – リンクのみ」 を選択

トリガーの設定は以下の通り

トリガーの発生場所は「一部のリンククリック」で、条件を設定します。
「Click URL」を選択して、aタグで設定されているリンクのURLを含むという設定を、
該当ページのみ測定したい場合は「Page Path」を選択して、「/該当ページのパス/」を含むという設定にしましょう。
ここまでできたら保存してください!
STEP3:タグ作成
続いて、このトリガーが発動したときにGoogle Analyticsにイベントを送信するタグを作ります。
左のメニューから、「タグ」を選択

「新規」をクリックし、タグの名前やトリガーなどを設定しましょう。
以下のように「タグの設定」と「トリガー」の設定ができるので、「タグの設定」のボックスをクリック

タグタイプはGoogleアナリティクスを選択し、次に「Googleアナリティクス:GA4イベント」を選択する


測定ID:Googleアナリティクスで確認
※アナリティクスのIDはGoogleアナリティクスでプロパティを開き、左下設定マークの「管理」をクリック、データストリームで該当項目クリックすると測定IDを確認できます!
イベント名:アナリティクス上でイベントを測定された時に表示される名前

次に、トリガーを選択すると、STEP1で設定したトリガーが表示されるので、選択してください。


ここまでできたら保存してください。
ここまでの方法で、計測したい箇所全てにトリガーとタグの設定をしましょう!
プレビューで動作チェック!
右上のプレビューボタンをクリックし、計測したいページのURLを入力したら、「リンク」をクリック

タグマネージャーで設定したボタンを押してみて、タグマネージャーの「配信されたタグ」で先ほど設定したタグ名が表示されていればクリックイベント取得成功!
※画像では表示されていませんが、この場合、「click_mail」と表示されれば成功です!

あとはGTMのタグ一覧ページから「公開」をクリックすれば完了!
ページでボタンをクリック後、アナリティクスでレポート→リアルタイムの概要から、イベント数の項目で設定したイベント名が表示されます!
GTMを使えば、特別なコーディングなしでさまざまなボタンクリックの効果測定が可能です。
「このボタン、どれだけ押されてるの?」と疑問に思ったら、まずはイベント計測を取り入れてみましょう。

